先日マラソン中継を見ていた時のことです。

「あれ?このゼッケンの色が違うやけに早い人は誰なんだろう?」

明らかに優勝候補のランナーよりも先頭にいるんですが、アナウンサーもその人に全然触れないので疑問に思ってしまいました。

 

そうなんです。その人はペースメーカーだったんですね。


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その名の通りペースを作る人という事ですが、

「そもそも必要なのか?」

「具体的にはどんな役割があるのか?」

「最後まで走るのか?その人が優勝しちゃったら?」

とか色々疑問に思ったので、調べてみました。

 

何の為にペースメーカーがいるのかそれを理解することで、マラソンがより面白く見られるようになります(^^)

ペースメーカーとは!?その役割は…

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役目としては、

1km何分で走ると決められており、それをひたすら守って走る事

になります。

 

「君はキロ3分30秒で走ってくれ。」

と指示されれば、そのペースを崩さずに目的の距離まで走る事が仕事です。

 

仕事なので報酬が払われることもあるそうなのですが、これは大会によってマチマチという事。

大きな大会などに参加すれば、自分をアピールする事も出来ますし、それでお金がもらえたら最高ですよね~

まあその分しっかり仕事しないといけないのでプレッシャーもあるでしょうが^^;

 

ではわざわざお金を払って、
ペースメーカーを置くことの意味はあるのでしょうか?

メリット

  • ペースメーカーがいる事でランナーはその人についてくだけでよく、レース前半は心理的負担が少ない。
  • 後半に余裕を持って走れるようになる。
  • その効果で好タイムがでる可能性が増す。
  • ランナー達の風よけになり、風の抵抗を受けにくくなる。
 

要するに、そのレースに参加している注目選手や優勝候補といわれているランナーに好タイムを出させるためにいるというワケですね。

出来るだけ、ランナーの負担を軽くして、ベストの状態で走ってもらう事。
その為の手段の一つといえます。

逆にデメリットはなんでしょう?

デメリット

ほとんどのランナーがペースメーカーに合わせて走るので、30km付近まで大きな展開がなく面白みに欠ける。

これはマラソンを見ている側からの意見になりますね(^^ゞ

好タイムを出すためにある程度までついていくので駅伝みたいに抜いたり、抜かれたりする事があまりなく、見る人によっては

「さっきと画が変わらね~」

と思ってしまうかもしれません…

 

マラソンは見ないけど箱根駅伝は見るみたいな。

そこで、一つ疑問点が…

ペースメーカーについていくことがセオリーだとしても絶対にそれに従わなければならないのか?

次はこれについてお伝えしていきたいと思います。

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抜いちゃってもいいの?

これに関しては抜いてもOKです!

必ずしもそのペースに合わせないといけないというワケではありません。
ではなぜ多くのランナーがそうしないのでしょうか?

マラソンの目的はペースメーカーに勝つことではなく、自己ベストもしくは大会記録を出すことになります。

その為には彼らについていくことが一番効率が良く、目標を達成する可能性が高いのでそうしているのです。

 

ただ、例外があり、ペースメーカーが指定したペースを守れないときがあります。

その時それに合わせているとタイムに影響がでる事になりますので追い抜いていかざるをえなくなります。

 

ペースを乱す原因になりますので、両者にとって良い状況とは言えない事になります。

 

ペースメーカーも仕事とはいえ大変ですよね(^^ゞ
彼らも人間なので不測の事態になることもありますし体力も無限ではないのです。

 

当然期限があるわけで、一体いつまで走らねばならないのか?
今度はココについてお話していきます。

走る距離は何キロ?

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マラソン中継をみている限り、だいたい30km過ぎた所でコースアウトしているようですね。

つまり、30kmペースを一定に保つ事が彼らの役割という事になります。
ただ、大会の規定では選手登録しているとそのまま走ってもよいとされている所もあるようです。

なので、調子が良ければそのまま走って優勝しちゃったりするケースもあるみたいですね(・_;)

さすがにそのようなケースは稀でしょうが。

 

そもそもそこまで走れる選手なら優勝を狙ってランナーとして一般参加するでしょうし^^;
30kmという目安があるので指定されたペースで走れるのではないかと思います。

ただ、優勝しようものなら一気に注目を集めることになるのでもしかしたら狙っている人もいるかもしれませんね。

 

そう考えるとペースメーカーになるにはどうしたらいいのか?

と思う方もいそうな気がします。

 

この辺りについても調べてみました。

ペースメーカーになるには?資格はいるの?

ペースメーカーは主催者側が大会の為に雇います。

なので、大会によって、つとめる人は違ってきます。

 

よって資格などはないようですが、主催者側もきちんと走れる人に依頼しますので、ある程度実力のある方が選ばれることになります。

 

例えば、ある程度メジャーな大会で好成績を残した人や大学、企業でランナーとして実績のある方が対象になるようです。

 

国際マラソンなどでは黒人ランナーがよくペースメーカーになったりしていますよね。

やはり彼らは早いので適しているという事がわかります。

 

結論としては資格などはないけど、誰でもなれるワケではない。

むしろかなりの実力者でないと無理。となります。

まとめ

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これまで色々お伝えしてきましたが、どうでしたか?

海外では割とメジャーな存在として扱われていましたが、実は日本ではネガティブな感じで考えられている傾向にありました。

 

「ペースメーカーは要らないんじゃないか?」

とういった意見が主流の時代があったという事ですね。

やはりマラソンレースだからある程度作られたペースでは駆け引きやランナーのスタイル、個性が出にくいと
いう人が多かった事を表しています。

 

ただ、私は必要だと思っています。

駆け引きや個人での作戦は30km過ぎでもみる事が出来ますし、なにより世界に通用するランナーを輩出するにはより好タイムを出せる環境で国際大会に参加してもらうべきです。

その為にはペースメーカーがあった方がいいに決まっています。
実際に世界ではそのやり方で記録を伸ばしていますし、日本もそれに合わせていくべきですよね。

 

最後は解説者っぽくなりましたが、この記事を読んでこれからマラソンを楽しく見れる様になれば嬉しく思います(^^)